まっきーのニッキー

主に自分宛の毒を吐きます。

拝啓、ディープインパクト。

2006年、天皇賞(春)

こんな馬が存在していいのか?

敗北など考えられない戦いに、人はどこまでも夢を見た。

奇跡に最も近い馬、ディープインパクト

競馬は時々、競馬を超える。

―2013年天皇賞(春)CMより

 

俺は競馬が好きだ。

何が好きかって聞かれたら、こう答えたい。

 

「強い馬が強い勝ち方をした時に最高に興奮するから好きだ。」

 

お金が増えるからじゃないの?って聞かれたら、こう答えたい。

 

「それもある。」

 

これが正直な気持ち。

お金が増えることはあんまり無いから例は出せないけど、俺が初めて馬券を買ったレースがある。

それが2014年11月2日の150回天皇賞・秋

俺はこのレースで初めて馬券を買って、1着と2着を当てて500円が15000円になった。それからは馬券を買わない時も競馬新聞を買って、当たりもしない予想をしてた。

その時の1着馬がスピルバーグ

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その時の2着馬がジェンティルドンナ

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この2頭が来た瞬間、自分の(予想とも言えないような)予想がピタッとはまった瞬間、俺は競馬を好きになった。

 

 

 

 

 

先週、一頭の馬が死んだ。

現役時代のレースはYouTubeでしか見たことない。でもそれは他馬を相手にしないようなレースばかりで、圧倒的であり、鳥肌が立つような速さだった。

 

俺が競馬にハマったきっかけの2頭は、どちらもそいつの子供だった。他のスポーツならありえない遺伝子と遺伝子のぶつかり合いに気付いた時に、この偉大な馬のことを好きになった。同じように親になってる他の馬のことを好きになった。馬券にはならなくても、掲示板に乗らなくても、それぞれが持ち味を出してるレースが大好きになった。

 

 

 

今年キズナ種牡馬になって、ディープインパクトの名前は1つ前の世代になった。それでもまだこの馬のことを知らない奴はいないし、きっとこれから先もそうだろう。

 

毎年の思い出に、毎週の思い出に、感謝してる。ありがとう。