天気の子を観てきました。
天気の子の感想を言う前に新海誠監督の前作である「君の名は。」について少し触れておきたい。まず、僕は君の名は。のクライマックスの街が彗星で破壊されていくシーンで泣いた。中盤の彗星が割れてるシーンでは綺麗だと思ったし、なんなら瀧くん達がカフェで屋根について話してるところでうるせぇボケと思ってた。
主題歌も流行ったし、面白かったね。と友達と感想を言い合うのも楽しかった。
僕はそれを天気の子でもやりたいと思ってる。
みんなにこの映画は面白いと伝えたいし、みんなに見て欲しい。ただ悲しいことにぼくはオタクなので、みんなが知りたいことを教えるわけにはいかないんだ。これはオタクの悲しい運命。
じゃあキャラクター紹介。
穂高(主人公)
なぜか映画冒頭で雨が降ってきたらめっちゃ興奮していた。上京して拳銃ぶっ放しのどん底からのスタート。どん底なのは一緒だがオタクと価値観の共有は難しい。家出した理由もよく分からん。
なんというか前作の瀧くんと違って友達が1人もいないし、陽菜のために生きることを決め打ちしているのがいい感じにサイコだった。好きなキャラの1人。
陽菜(ヒロイン)
女子力が高い晴れ女。
晴れ以外も操れるし、なんならムカつく奴に雷も落とせる。実質カイオーガ。誰かレックウザ連れてこい。映画のクライマックスで制服姿で天に祈る姿はまるで天使。非の打ち所がないチートクラスのポケモン。好きなポケモンの一匹。
ナギ(陽菜の弟兼ヒマワキシティのジムリーダー)
カイオーガの弟。
2体のロリポケモンを使ってくるエリートトレーナー。その時点で価値観もクソもない。分かり合えない存在。
でもクソガキ演出からのてるてる坊主は可愛かった。好きなキャラの1人。
須賀さん(観客のもうひとりのボク)
仕事はうまくいってないが人に優しくできる一般ピーポー。まさに観客に1番近い存在。この映画の良心。観客とは運命共同体に当たる。
主人公の命の恩人であり、主人公のことをなにかと気にかけている。月3000円で主人公と主従関係を結んでいる。好きなキャラの1人 というか愛してる。
競馬がうまいおじさん(本当に競馬がうまい)
雨さえ降らなければ勝てる馬を知っている。
つまり良馬場なら勝てるわけで、なんならレースの瞬間しか晴れていなくても勝てる。午前中の雨の影響は全くない。想定単勝オッズは3.0倍以下のはず。しかしそれでも相当な金額を当てていたためにかなりの財力の持ち主と考えられる。3年後の競馬場が消えたアトランティスシティTOKYOでも活躍が期待される。
俺もおじさんのように自信ある馬を3連単一頭軸マルチで買えるようになりたい。好きかどうかで言われたら好きなキャラの1人。
お分かりだろうか。
この映画は君の名は。のような関東パリピ軍とど田舎革命軍の共同戦線を描いた映画ではなく、それぞれが特殊能力を持ったなかでどのように異常気象を乗り越えるかを描いた、いわばドキュメントなのである。
今回の紹介で天気の子のイメージを裏切られた人もいるかもしれない。ただ最初に行ったようにぼくはこの映画が大好きだ。
観たいと思ってる人は見るべきだし、テレビの放送を待つという宇宙レベルの時間の考え方の人も一旦スクリーンで見ておいた方がいいと思う。
絵がきれいかどうかなんて正直気にならなかった。
曲もそんなに頭に入ってこなかった。
だから、君の名は。が苦手な人でも大丈夫!
観たら感想聞かせてね(╹◡╹)