まっきーのニッキー

主に自分宛の毒を吐きます。

1秒後にキレる僕の反省。

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怒るタイミングってのはそれぞれで、怒る理由ってのもそれぞれで、世の中には怒り方を知らない黙って無視を続けるような坊ちゃんもいる。

まぁ偉そうなことを言っても俺も怒るというか少し機嫌が悪くなるとテンションのトーンが2つ落ちる。これは怒っているのか、落ち込んでいるのか、自分でも分からないがとにかく僕の大抵のマイナス方向の感情の変化はテンションに出る。

 

ただそれを超える怒りを感じた時、僕はキレるのだ。

カッとなる。上手い表現である。まさにカッとなるのだ。そこに一分の隙もない。カッとなる。

 

皆さんはアンガーマネジメントについて知っているだろうか。

5分でわかるアンガーマネジメントのやり方〜怒りをコントロールする方法

良い感じのまとめがあったので暇な人は読んでね。

俺は読んでないよ。

 

有名なのが「カッという衝動を6秒我慢する」という話。

 

笑わせんな。バカ。無理だろ。

衝動を我慢するのは無理だ。考えたこともない。

簡単に言うな。その6秒はきっと走馬灯よりも長く感じる6秒だろう。この世で最も長い6秒だ。

アンガーマネジメントはこの6秒我慢のイメージだけが先行してしまってあんまり流行ってない。

 

というかそんなことよりもまずやることがある。

 

自分がいつ怒るかを考えること。

これが俺は一番効果があると思う。

しかも僕は人から変わっていると言われることもあるが、それでも他人が怒るときと僕が怒るときに共通性がないはずがない。つまり自分の怒りを理解することで怒りを抑えられるだけではなく相手が怒ったときにも効果的な謝罪ができる。

一石二鳥やん。ワイは天才か?

 

 

 

んで結論から言うと、俺は不快感を感じたときに怒る。

ここが僕が友達みんなを尊敬している由来かもしれない。あいつら不快感では怒らない。どんな神経してんだマジで。

 

この自分の怒りに気付いたのは最近で、2つのニュースが発端だ。

ひとつめがこれ。

死刑判決「当然のこと」 やまゆり園園長―相模原殺傷:時事ドットコム

ニュースの記事は消えてたので申し訳ないけど関連記事。

 

ふたつめがこれ。

小4女児虐待死事件 父親に懲役16年の判決 千葉地裁 | NHKニュース

 

この2つの事件で僕が感じたことは

こいつらはこの世にいても仕方ない。

さっさと死刑にしろ。

という単純な怒りだった。

まるで少年の日の思い出に出てくるエーミールのように僕は正義を被告2人に振りかざして死刑にしろ。と怒った。

文庫 少年の日の思い出 (草思社文庫)

文庫 少年の日の思い出 (草思社文庫)

 

 

 

そこでやっと気付いたよ。

俺が被告2人に向けている視線が、この2人が被害者たちに向けていた視線と差異がないことに。

 

いやー、めっちゃショックだった。

だって俺はさ、正義感で言ってたからね。

自分は正しいと思ってた。マジだよこれ。

 

 

違ったんだよね。全然違った。まずそれは正義じゃない。怒りだ。ただの怒り。IKARI100%

 

んでそこから自分の怒りについて本を読んだりして、気付いたわけです。

俺の怒りってただ自分が不愉快だったことにしか無いじゃん。って。

だから俺が怒らないって言われたときはただ不愉快じゃないだけ。すごく分かる。不愉快じゃなければ俺は怒らない。

 

お前らは分かるか?

自分が正義だと思ってたものが本当はただ不愉快なだけだったという時の気持ちが。本当に心がぐちゃぐちゃになるのを感じた。

いやもしかしたらなぜか怒らない俺の友達みんな、きっと小学生くらいのうちにそれに気付いていたのかもしれない。心の形成にこの発見は関わってないかもしれないな。すごいよほんと。これが当たり前って。すごい。追いつくのに15年かかったよ。

 

 

気付いてからは、自分が怒った時にまずなんで怒ったかを考えるようになった。テンションが下がるわけではなく自然と一呼吸入る。

話が大きく戻るけど、この理由を考えるだけで衝動を抑える6秒のディレイなんかあっという間に過ぎる。

そして2つ目に俯瞰する。

怒っている自分が人からどう見えるか。

どう見えるかを考えると、怒りは自然と落ち着いてくる。

 

 

自分の怒りの理由と薄っぺらい正義にひどく落ち込んだけど、この怒りの衝動を抑える術を知ったのはこのニート期間でもかなりでかかった。

中国語を勉強したり鹿児島とか仙台に行ったり、色々したけども1番大きかったのは自分について考える時間をたくさん持てたことだったかな。

 

あと1週間しか無いニート、結局すごく面白かった。

友達もいて、飽きない3ヶ月だったな。

 

じゃあ、ありがとうございました。

ブログはこれからも書いていきます。