7月ごろにオリンピックがあって国中が熱狂していたことを思い出すと、“もう10月”と“オリンピックからもう3ヶ月”と2つの矛盾した感想が生まれるので、そのまま時空の狭間で残りの2ヶ月を過ごそうと思います。
今年の上半期は映画をたくさん見ていましたがオリンピックとプロ野球が時間を食いつぶしてるうちに、映画鑑賞とはなんて無意味な行為だろうと気づきました。有意義なプロ野球の応援に8月9月と熱を込めていましたが、大事な時期に8連敗してそのままシーズンが終わりました。アホ。冷や水をかけられた私は抜け殻のようです。
抜け殻というにはどうにも多忙で、今月に出かけようと思うと月の後半の日曜しか空いてないような状況です。抜け殻界隈からも白い目で見られるような気がして気が引けます。
まくらおわり。
先日タイムスリッパー侍という映画を見に行きました。
失礼、侍タイムスリッパーでした。
社会人になってから長くなり、侍みたいな役職が文頭に来ていると違和感を感じてしまいます。
勉強をひとかけもしてこなかった私からすると、幕末の知識は小学校の修学旅行程度しか知らないのですが、それでも義務教育と覚えることの少ない東北の歴史に感謝するきっかけになりました。
映画自体も殺陣を中心に見応えのあるカットが多く、特に好きなのは故郷を重ねた米を泣きながら食い、自分の無力に打ちひしがれるとこです。泣けます。ぜひ見てほしい1本となってます。
今年も残り少なくなりましたが、何ができるかというと本格的に寒くなる前にベランダの窓を掃除するくらいしか思い付かず、じゃあ明日やるかと言われると、今年はまだ長いから…と時間を都合よく解釈する自分に気づいて、今年も何も変わらなかったとまだ白くないため息が出ます。はー。