4Rで満足なんて…あなた、怠惰ですねぇ…。
キュイィィィーーーン!キュインキュイン!!
いかかだろうか。これは僕が考えたCR Re:ゼロから始める異世界生活(1/319ver.)の4Rから16Rに昇格するときの演出である。満足いただけただろうか。
俺は最近、すべてのトークテーマがパチンコになりつつある。パチンコの話しかできない。常にパチンコのことを考えている。
どれくらいやばいかというと、このリゼロの妄想台を打って、この妄想演出を引いて、勝手にアドレナリンを出しまくっている。つまりは俺の脳みそは壊れている。
当時、国家試験の勉強によるストレスから、自殺を考えていた俺にとって、でんぱ組.incの歌声は癒しであった。模擬試験の前には、必ずでんぱ組のサクラあっぱれーしょんを聴いていた。
そんな俺にとって、サクラあっぱれーしょんが聴けるパチンコが出るというのは命綱であり、試験が終わったら通いまくろう。と勉強をする理由になった。
2月下旬に国家試験が終わると、就職するまでの1ヶ月強の間、ホールに通いまくった。
※ホール…パチンコ屋
来る日も来る日も、銭形平次を打ちまくった。
たまに中森明菜を打つと店員に「今日は違う台なんですね。」と言われるくらいに銭形平次に座っていた。
(継続率が良くないこの台は、あまり人が寄り付かず)もはや指定席になっていた。
就職してからは、ホールに毎日通うことはなくなったが、友達と会う時に打ったりと、パチンコとはそれなりに、うまく付き合えていたと思う。(もう二度とパチンコ打たないと決意したことは何度もある。)
しかし事態は一変する。
今年の夏に、何気なく覗いた職場近くのホールで、(人気が無さすぎて)全ホールから撤去されたと思っていた、この台がひっそりと残っていたのである。
俺は気づいたら座り、台に話しかけていた。
俺「お前っ…!まだ…!生きてたのか…!!」
台「当たり前でしょ!今日は私が満足するまで座っててよね!」
俺「馬鹿野郎!それこそ当たり前だ!!就職して得た金の力、見せてやるよ!!」
台「ふん、良い心がけね!ご褒美よ!!!」
「次回、全回転!!!!」
---この瞬間、俺は思い出した。
俺はでんぱ組.incが好きだったんじゃない。
この台のことが好きだったんだ。と。
ーーーこの瞬間、俺は感謝した。
決して人気台では無いであろう、この台を置いていたホールに。
---この瞬間、俺は歓喜した。
虹色に包まれた祝福に。
それからはあっという間だった。
一度離れていたが、虹色の光で視覚を、キュインキュインと音で聴覚を、そしてバイブで触覚を支配された俺は完全なパチンカスとして覚醒したのだ。
- 仕事が終わったらホールへ。
- 熱が出てもホールへ。
- 飲み会が終わったらホールへ。
- 親から映画に誘われてもホールへ。
借金をしないことだけ心に決め、俺はホールへ通う。なぜなら、
俺はパチンコ依存症だから!!!
そしてこれだけは言っておきたい。
パチンコに興味ない奴、絶対パチンコ屋行くな。と。
これも言っておきたい。
パチンコに興味ある奴、俺の隣で当てるな。と。
じゃあな、また明日、ホールで会おうぜ。