「ダービー行こうよ!絶対楽しいよ!!!」
「ダービーっていつ?」
「5月末の日曜!!!」
こんな会話がこの時期になると日本各地で聞こえてくる。これは幻聴なんかではない。なぜなら誘っているのは俺だから。
2016年 初めてのダービー
発走が近づくにつれて緊張してきたのを覚えてる。
すごい人で、チビだから2分半ずっと背伸びして見た気がする。
マカヒキが伸びたところでサトノダイヤモンドの蹄鉄が外れるアクシデントもあって、辛勝。俗に言う黄金世代。
オタク3人。真ん中が僕。少し若いというか少年。
2017年 2回目のダービー
好きなペルシアンナイトがダービーを走る。
それだけが嬉しかった気がする。勝ったレイデオロの後ろを道中ついていくも、直線で置いてかれて完敗。
人にも慣れて、ゆっくりピクニック感覚で見てた。
ウキウキな僕。マカヒキの母はウリウリ。
2018年 3回目のダービー
去年は初めて徹夜して並んだのに一緒に行ったザコ2人は席取れなかったから結局立って見た。でもそれはそれで良かったと思う。
毎年のことだけどすごい人。
流石に慣れて完全にピクニックだと思ってる僕。
昼から芝生で飲むビールでテンションが上がってる。
先頭を走る緑の帽子のエポカドーロをピンクの帽子のワグネリアンが差し切った。騎手の福永祐一がゴールしたあと泣いてて、その光景を沢山の観客が拍手で迎えてた。
毎年毎年たくさんの思い出が産まれるのが5月末の日曜。今年も「来年もまた来ような。」とレース前に約束するのが楽しみである。